閲覧ありがとうございます。たけまるです。
海中サバイバルゲームといえば『サブノーティカ』
と、言われるほどには人気がある作品で、数々の賞を授与されています。
steam画面を引用
その続編である『SUBNAUTICA BELOW ZERO』が気になっている方の、
- 前作と比べてどんな感じになったの?
- ビロウゼロから始めても大丈夫?
- 結局のところ面白かったの?
こんな疑問に、答えてきたいと思います。
- 前作との違いについて
- 実際にプレイした感想&レビュー
- こんな人にオススメ
わかりやすく丁寧に解説しているので、ぜひ最後までお付き合いください。
結論
まずは、結論からです。
個人的な総合評価はこんな感じ。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4 |
ストーリー | 3.5 |
ゲーム性 | 4.5 |
ボリューム | 3.5 |
自由度 | 5 |
世界観 | 3.5 |
前作と比べると、様々な要素が追加されて快適にプレイすることができますが、正直なところ前作の方が楽しかったです。やはり『1作目の衝撃』というのは2作目で凌駕するのは難しいのではないかと思います。
「なんだかんだ1作目が面白いよね~」って作品は各々ありますよね。
ただ、今作の方が良かったところももちろんありますし、「やってよかった!」と思える作品だったことに間違いはありません。
そんで、今作から始めても大丈夫なんか?
って方に向けて言っておきますが、
今作は、前作をやっていなくても全然楽しめる内容となっているので、『サブノーティカビロウゼロ』から始めても問題ありません。
ただ『サブノーティカビロウゼロ』は、前作の1年後の話で、死んだ姉の真相を知るために自ら惑星に向かうという話になるので、前作をやっている方がストーリー的には理解しやすいと思います。
それでは、詳しく解説していきます。
前作とサブノーティカビロウゼロの違い
まず、『サブノーティカビロウゼロ』とは、前作の『サブノーティカ』の続編に位置付けられる作品であり、オープンワールドサバイバルというジャンルのゲームになります。
簡単に言うと、
とある惑星から脱出するために広大なフィールドを探索して、様々なアイテムをクラフトしながら脱出を図るゲーム。
こんな感じになります。
基本的に前作とやることは同じなので、『サブノーティカ』がどんなゲームなのかをより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にするといいと思います。
それでは、個人的に思う前作との大きな違いは、
- 全体的に難易度が下がった
- 陸地での探索が多い
- クラフトできるものが変更
こんな感じになるので、解説していきます。
①全体的に難易度が下がった
なんの説明もなくいきなり始まる感じは一緒だったんですが、今作は主人公が喋るので次に何をするのかが分かりやすくなっていました。
その他にも、
- ちょっとしたマップがある
- 酸素切れがしにくい
- 攻撃生物がそこまで脅威じゃない
前作をやっているから慣れていただけかもしれませんが、こういった要素が、個人的に難易度を下げている要素になっていると感じました。
凍死と溺死が1回ありましたが、生物にやられることはなく、乗り物も破壊されることはなかったですね。
②陸地での探索が多い
今作は、極寒の惑星ということもあって、寒さゲージが実装されています。
それに伴って、陸地でしか使えないアイテムも複数存在するので、陸地を探索をするときは、それ相応の準備をしていくことも必要になってきたりします。
寒さゲージを侮っていると普通に凍死します。(経験談)
陸地での探索が多いと言っても全体の3~4割くらいですけど。
(ちなみに、前作は1割もない感じ)
③クラフトできるものが変更
もちろん、新しく続編が出たらアイテムが追加されたりするのは当然のことなので、大きく変更された要素を一部紹介したいと思います。
- 大型潜水艦サイクロプスの撤廃
- 陸地専用のアイテムの追加
アイテムの変更ではないですが、浮袋の性能が格段にアップしたのには驚きましたね!
余談はここまでにして、早速解説していきます。
大型潜水艦サイクロプスの撤廃
男子なら誰もが憧れる大型潜水艦を1人占めできた前作ですが、そんなロマンは無くなりました。
なお、ロマンはあるが使い勝手は悪い模様…。
そんな使い勝手の悪かったサイクロプスは、機能性を向上させたシートラックとして生まれ変わりました。
は?これのどこがサイクロプスなんだよ!どちらかと言うとシーモスだろ!
もちろん、これだけで見たら前作でいうところのシーモスです。
ただ、これではどうでしょうか?
シートラック専用のモジュール(箱型の部屋)を連結させることで、複数の役割をこなせるサイクロプスのようにすることができるのです。
見た目に関しては、大型潜水艦から新幹線に変わりましたが、機能性は抜群。好きな部屋(種類は6つ)を自由に組み合わせることが可能なので、自分好みの潜水艦を作れます。
ここまで連結させると操作しづらいので4~5つが現実的ですね。
陸地専用のアイテムの追加
陸地での探索が多いことから、陸地専用の装備やアイテムが複数追加されているので、前作とは違って少し新鮮な状態でプレイすることができると思います。
例えば、陸地専用の乗り物なんかも存在します。
便利ですが、癖が凄くてたまに血管が1本切れます…。
サブノーティカビロウゼロをプレイした感想
まず、クリアして思ったことは、
「ちょっと期待しすぎたかも…」
正直、前作で初めて海中のオープンワールドサバイバルゲームというものをプレイしたときの衝撃が半端なかったので、今作はクリアしたときの達成感などは前作に比べるとそこまで感じられなかったですね。
『結局1作目が至高』というあるあるのせいかもしれない…(笑)
ただ、拠点にこだわったりしてたら40時間ほどクリアまでにかかっていましたし、普通に楽しめたのも事実です。
そこで具体的に、良かった点・悪かった点をいくつか紹介していきたいと思います。
サブノーティカビロウゼロの良かった点
「期待しすぎた」と先ほど言いましたが、今作の方が良かった点も普通にあります。
そこで、個人的に思う良かった点は、
- 素材が集めやすくなった
- 拠点作りが充実
この2つになります。
①素材が集めやすくなった
今作は、単純に鉱石系が前よりたくさん落ちているように感じます。
それに加えて、
- 前作からあるスキャナールーム
- 新ツール鉱石探知機
- 乗り物にたくさん素材を収容できる要素
新要素が2つ追加されたことで、効率よく素材を集めることができます。
素材集めは、前作に比べてかなり快適になりましたね。
②拠点作りが充実
前作でも、拠点作りに関しては自由に建設することができて充実したものだったのですが、今作はさらにパワーアップしています。
メインで活用していく多目的ルームは健在で、
- 長方形の大部屋
- 装飾用の家具の追加
- 拠点を配色などを変えれるコントロールルーム
これらの新要素が拠点作りをより一層と楽しませてくれます。
こだわり始めたら止まらなくなるので十分に時間を確保しましょう。
サブノーティカビロウゼロの悪かった点
続編ということで、色々なことを改善してきたとは思うんですが、それでも気になる部分っていうのはプレイしていると出てきます。
そこで、個人的に思う悪かった点は、
- 恐怖感が減少
- やっぱりバグ
この2つになります。
①恐怖感が減少
これに関しては、前作で慣れているというのが多少あるかもしれませんが、先ほど説明した『難易度が低くなった』というポイントが『死』への恐怖感を減少させてる気がします。
特にそう感じさせたのが、
- そもそも危険生物が減った
- ゲージ回復させる要素の増加
これらのポイントです。
攻撃生物に関しては、体力の半分以上の攻撃をしてくる危険生物は2体しか存在しません。そのうちの1体は後半にしか遭遇しないので、体力が0になることはよっぽどないと思います。
体力を回復させる植物なんかも存在しますからね。
それに加えて、沈没船や洞窟などの狭い中を探索するときも、各所に酸素を供給できるポイントがあったりと、『プレイヤーが死ぬ』ということは前作に比べてかなり減った気がします。
②やっぱりバグ
本当は書きたくなかったのですが、最後の最後でバグによる被害を被ったので怒りをぶつけさせてもらいます。
その問題のバグとは、プローンスーツという乗り物で深海900mくらいのところを降下中に、乗り物から出たら『プローンスーツが消える』というものです。
これにより1人深海に取り残され、あっけなく溺死。
オートセーブじゃないので、こまめにセーブしないといけないのも相変わらずでしたね。
とは言っても、クリアまでに起きたバグはこれだけだったので前作に比べたらかわいいもんです。
サブノーティカビロウゼロをオススメしたい人
色々解説してきましたが、個人的に思うサブノーティカをオススメしたい人は、
- 単純に探索サバイバルゲームが好き
- 海洋生物や、深海に興味がある
- 建築・拠点作りを自由に楽しみたい
こんな感じになります。
当然、前作をプレイ済みの方は、ストーリー的な観点からしても楽しめますし、何より快適にプレイすることができると思います。
そして、未プレイの方も、前作の問題点であるバグや不便であった要素などが改善されており、バランスの取れたゲームとして楽しめるでしょう。
まとめ
それでは、まとめになります。
総合評価は以下の通り。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4 |
ストーリー | 3.5 |
ゲーム性 | 4.5 |
ボリューム | 3.5 |
自由度 | 5 |
世界観 | 3.5 |
- 全体的に難易度が下がった
- 陸地での探索が多い
- クラフトできるものが変更
良かった点は、
- 素材が集めやすくなった
- 拠点作りが充実
悪かった点は、
- 恐怖感が減少
- やっぱりバグ
- 単純に探索サバイバルゲームが好き
- 海洋生物や、深海に興味がある
- 建築・拠点作りを自由に楽しみたい
以上がまとめです。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
前作をプレイ済みの方は、期待しすぎると少し物足りなく感じるかもしれませんが、前作より快適にプレイできることは間違いないですし、個人的には『やってよかった!』と思える作品でした。
これまでの説明で、前作との違いや今作の魅力などが分かってもらえたと思います。
あなたも勇気を出して、未知の惑星へと足を踏み込んでみましょう。
きっと素敵な時間を過ごせると思います。
※switch版は前作とセットのものしかありません。
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では、また!