閲覧ありがとうございます。たけまるです。
今回は『ペルソナ4ザ・ゴールデン』をプレイした感想&レビューをしていきたいと思います。
『ペルソナ』というゲームは、派生作品も含めたら10個以上が出ており、アニメ化もされる程の超人気シリーズです。
ペルソナシリーズをプレイしたことない方でも一度くらい耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?
そんな数ある作品の中で1,2を争う人気を誇るのが、この『ペルソナ4ザ・ゴールデン』で、PS2で発売された『ペルソナ4』に様々な要素が追加された完全版みたいなものです。
そんな『ペルソナ4ザ・ゴールデン』が気になっている方のために、
- シリーズ多いけど過去作やってないとヤバい?
- そもそもどういうゲーム?
- 人気らしいけど実際どうなの?
こういった疑問にお答えしていこうと思います。
この記事では『ペルソナ4ザ・ゴールデン』の評価と特徴を紹介して、それが自分に向いているかを確かめることにより、
買って面白くなかったら嫌だな~。
こんな不安をできるだけ減らしていければと思っています。
そのために『ペルソナ4ザ・ゴールデン』の良かった点・悪かった点をはじめ、素直な感想も交えて紹介しているので、少しは参考になるかと思います。
- ペルソナ4ザ・ゴールデンについて
- 実際にプレイした感想&評価
- こんな人にオススメ
ぜひ最後までお付き合いください。
ペルソナ4ザ・ゴールデンの総合評価
まずは、結論から。
個人的な総合評価はこんな感じです。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 5 |
ストーリー | 5 |
ゲーム性 | 5 |
ボリューム | 5 |
快適さ | 4.5 |
世界観 | 4.5 |
ペルソナシリーズはこの作品が初めてだったんですが、びっくりするくらい面白くてここまでハマったのは久しぶりでしたね。
ストーリーやゲーム性がかなり自分に合った作品な上に、音楽もとてもオシャレで、正直、良い所を挙げ始めたらキリがないくらい完成された作品だと思います。
もっと早くやるべきだった…。
さらに、2000円ちょっとで80時間くらい長く遊べたので、コスパも最強!
ペルソナシリーズはたくさんありますが、それぞれ独立した作品で話は繋がってないのでシリーズ未プレイの方でも楽しめる王道RPGです。
で、結局バイオハザード6は買って後悔しない?
という質問に関しては、
話聞いてた?これだけべた褒めなんでマジで買うべき!
それではなぜこの結論に至ったのかを解説していきます。
ペルソナ4ザ・ゴールデンってどんなゲーム?
まず『ペルソナ4ザ・ゴールデン』とは、主人公が田舎町で高校生活を1年間過ごしながら連続殺人事件を解決していく、笑いあり涙ありの壮大な物語です。
そこに、個性豊かなキャラクターたちとの絆を深めていくアドベンチャー要素に加え、JRPGらしい戦闘システムが受け入れやすいゲームとなっています。
そこで『ペルソナ4ザ・ゴールデン』の、
- ストーリー
- ゲームシステム
- 特徴&魅力
これらについて、もう少し深掘りしていきたいと思います。
ストーリーについて
まず、主人公が叔父の住む田舎町で1年間過ごすためにやって来て、突如起こる連続殺人事件をきっかけに物語が始まります。
深い霧で覆われてしまう田舎町。
雨の日の深夜0時にだけ見れるマヨナカテレビという都市伝説のような噂話。
一体この町で何が起きているのか…。
序盤から心を掴んでくるので、その後の展開が気になってしょうがないですね。
そして、事件を解決していく中で出会う個性豊かなキャラクターたちと絆を深めていきながら、心の中にいる『認めたくない本当の自分』と向き合って成長していく姿が描かれています。
これは今を生きる我々にも言えることなので、少し考えさせられるような気持ちになり、一層ペルソナの世界観に引き込まれます。
そして、本作はマルチエンディングを採用していて、
その数はなんと『5つ』
1発目のエンディングでどんな結果になるのは必見ですね。
自分でこの事件の推理をしていく感じが、とても没入感を与えてくれますね。ちなみに私はバッドエンドでした…(笑)
本作の入念に作り込まれた脚本については称賛すべきで、「そりゃあアニメ化もされるわ!」と納得しますね。
ゲームシステムについて
このゲームの基本的なシステムとしては、午後と夜の2回行動できる中でどのように過ごすかを自分で選んでいくことになります。
例えば、午後は仲間の1人と一緒に過ごして絆を深め、夜はバイトに出かけてステータスやお金を稼いだりして、自由に日常生活を楽しむことができます。もしくは1日使ってダンジョンを進めていくこともできます。
大まかな流れの例をまとめると、
午後は仲間と過ごす→夜はバイト→次の日
ダンジョンを進める→次の日
午後は部活→夜は家族と過ごす→次の日
みたいな感じで自由に1年間を過ごしていくことになります。
そして、決められた期日までにダンジョンを攻略しないといけないようになっているので、それまでに色々準備をしてきます。
これが1年間続く感じですが、学生らしいイベントがちょいちょい入ってくるので飽きずに楽しめますよ!
そこで、日常生活のパートとダンジョンのパートについてもう少し詳しく紹介しようと思います。
①日常生活のパート
日常生活では、主に仲間との絆を深めたり、バイトや部活をして自分のステータスを上げたりしていきます。
そもそも絆を深めるって何?
って思うかもしれませんが、後ほど説明するペルソナ合体のときに役立ち、戦闘に参加するメインの仲間たちに関しては単純に強化されたりもします。
そして、一人一人にちゃんとストーリーがあり、一緒に絆を深めていく中で成長していく姿も魅力的です。
そして、自分のステータスには、
この5つがあり、このレベルが一定値を超えると何かができるようになったりします。
例えば、根気がこれくらいあれば夜の病院のバイトができたり、勇気が高ければ仲間との会話で選択肢が増えたりもするので非常におもしろかったです。
②ダンジョンのパート
このゲームは、決められた期日までに最上階にいるボスを倒さないといけなくて、ペルソナの強化をしたり、色々と準備をしていく必要があります。
ダンジョンでは、
- 素材を集め
- ペルソナ集め
- レベル上げ
このようなことができるので、ボスに勝てるか不安なときは積極的に潜りましょう。
そもそもペルソナって何?
って思うかもしれませんが、簡単言うと『分身』みたいなものです。
例えば、花村陽介という仲間のペルソナは『ジライヤ』という蛙を連想させるキャラです。
主人公たちはこのペルソナを使って戦っていくので、分身であるペルソナたちのレベルが上がり、スキルなども習得していきます。
そして、主人公だけペルソナを複数使えるので、集めたペルソナを合体させて『物理特化』や『魔法特化』のペルソナを用意することで、臨機応変に立ち回っていくことができます。
どの役割もこなせる主人公は、正直強すぎる…。
特徴&魅力について
『ペルソナ4ザ・ゴールデン』は日常生活のパートで青春しながら、ダンジョンのパートでRPG要素をがっつり楽しむことができるのが最大の特徴だと思います。
そして、それらの要素をさらに引き立ててくれる、
- オシャレなBGM
- 豪華な声優陣
この2つの魅力について軽く紹介したいと思います。
①オシャレなBGM
ゲームをやる上で音楽を気にする人もいるかと思いますが、それで言ったら『ペルソナ4ザ・ゴールデン』は音楽が素晴らしい部類に入ると思います。
あまり音楽を気にしない私でさえ「え?音楽良くね?」って思いました。
まず、世界観の雰囲気とマッチしてて聴いていて飽きない内容で、むしろ耳に残るような優しい印象を受けました。それと、一部のBGMには歌が入ってるんですが、歌が邪魔するようなことはなく、むしろオシャレさをアップしているようにも感じましたね。
ぶっちゃけ音楽の良さというのは、好みが分かれるので完全に個人的の感想でしかないのですが、
ペルソナって音楽が良いんだよな~
こう思う方が多くいなければ、ペルソナの音ゲーなんか出たりしないですよね。
②豪華な声優陣
『ペルソナ4ザ・ゴールデン』の主要なキャラクターの声優陣は誰もが1度は聞いたことがあるであろう豪華な顔ぶれです。
声優とかどうでもいいんだが…
って方は魅力に感じないかもしれませが、アニメをよく観たり、声優が好きな方は恐らくテンションが上がるんじゃないかと思います。
そこで、主要なキャラクターの声優さんたちを紹介したいと思います。
声優 (主要キャラ) | 代表作 |
---|---|
森久保祥太郎 (花村陽介) | NARUTO (奈良シカマル) 弱虫ペダル(巻島裕介) |
堀江由衣 (里中千枝) | 物語シリーズ (羽川翼) とらドラ!(櫛枝実乃梨) |
小清水亜美 (天城雪子) | コードギアス (紅月カレン) キルラキル (纏流子) |
山口勝平 (クマ) | 名探偵コナン(工藤新一) ONE PIECE(ウソップ) |
関 智一 (巽完二) | ドラえもん(骨川スネ夫) 鬼滅の刃(不死川実弥) |
釘宮理恵 (久慈川りせ) | 鋼の錬金術師(アルフォンス・エルリック) 銀魂(神楽) |
朴 璐美 (白鐘直斗) | 鋼の錬金術師(エドワード・エルリック) シャーマンキング (道蓮) |
どうでしょう?
リストアップするとヤバさを実感しますよね。
ペルソナ4ザ・ゴールデンをプレイした感想
まず、クリアして思ったことは、
「記憶を消してもう1度やりたい…」
こんな名作なかなか無いと思う…。
ストーリー、ゲームシステムなど「そりゃあ人気があるわ」と頷ける作品で、正直、気になった部分を探すのが難しいです。
そこで具体的に、良かった点・悪かった点をいくつか紹介していきたいと思います。
ペルソナ4ザ・ゴールデンの良かった点
良かった点に関しては、本当に多すぎて全て説明しきれないのが残念ですが、何とか2つに絞って紹介したいと思います。
それがこちら。
- 青春が味わえる
- ペルソナ合体
それでは、解説していきます。
①青春が味わえる
自分が高校生の主人公になって1年間を過ごしていくので、高校生活を疑似体験できます。
部活やバイトを通して出会う人や、共に成長していく仲間たちと築いていく絆は、かけがえのない思い出となり、エンディングを迎える頃には涙となって溢れてくるでしょう。
そんな思い出になるイベントは、
- 林間学校
- 夏祭り
- 文化祭
- スキー
こんな感じで盛りだくさんで、高校生活はほとんどの方が通る道なので感情移入しやすいです。
しかし、月日が流れて10月くらいになると「あー終わらないでくれ~!」と思うと同時に、「あー続きが気になる~!」という葛藤に悩まされるかもしれないですね…。
もれなく私は、クリア後に『ペルソナロス』に陥りました。
②ペルソナ合体
先ほど説明しましたが、主人公だけ複数のペルソナが使える特徴があり、それをサポートしてくれるのが『ペルソナ合体』という要素です。
合体させることができるということもあり、ペルソナの数も多くて、図鑑を埋めていく楽しみなんかもありますね。さらに、デザインなども色んな神話をモチーフにしているところも個人的には最高でした。
このように『物理特化』や『魔法特化』のようなペルソナを作って自由に戦っていけるのがとても良かったですね。
『ペルソナ合体』は子供の頃やっていたドラゴンクエストモンスターズを思い出させてくれました。
ペルソナ4ザ・ゴールデンの悪かった点
正直「悪い点は無いんじゃね?」ってくらい満足している作品だったので、とても悩みました。
ただ、強いて言うなら、
『ダンジョンのパートがやや単調』だったことですかね。
各ダンジョンごとのモチーフみたいなものはあるんですが、景色などの変化があまりなく、敵の姿なんかは共通して3種類しかないので、少し退屈するかもしれないですね。
フロアのマップはこんな感じで、ダンジョンの景色には変化などはあまり感じられません。
各ダンジョンごとのモチーフみたいなものはあるんですが、最初から最後までこんな感じです。
階層が上がっていくにつれて景色の変化などがあったらもっと良かったかもしれないですね。
ペルソナ4ザ・ゴールデンをオススメしたい人
色々解説してきましたが、個人的に思う『ペルソナ4ザ・ゴールデン』をオススメしたい人は、
- FFやDQなどのJRPGが好き
- グラフィックを気にしない
- 長く遊べるゲームがやりたい
こんな感じになります。
日常生活のパートとダンジョンのパートと分かれている特徴がありますが、基本的なRPGと同じ感覚で遊べると思います。さらに普通に遊んでも60~80時間くらいかかる上に、やり込み要素もあるので長く遊びたい人にももってこいの作品です。
ただ、10年前のゲームなので、目が肥えてしまっている我々はグラフィックに物足りなさを感じるかもしれませんが、
とにかく面白かったらグラフィックは気にしないで~
って方は、本当にプレイして欲しいです。
「学園物はちょっとな~」とか「アニメちっくな感じがな~」みたいな理由で渋っているんだとしたら、その考えは今すぐ捨てましょう。
いや、捨てなさい。
まとめ
それでは、まとめになります。
総合評価は以下の通り。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 5 |
ストーリー | 5 |
ゲーム性 | 5 |
ボリューム | 5 |
快適さ | 4.5 |
世界観 | 4.5 |
『ペルソナ4ザ・ゴールデン』とは、主人公が田舎町で高校生活を1年間過ごしながら、連続殺人事件を解決していく、笑いあり涙ありの壮大な物語です。そこに、個性豊かなキャラクターたちとの絆を深めていくアドベンチャー要素に加え、JRPGらしい戦闘システムが受け入れやすいゲームとなっています。
良かった点は、
- 青春が味わえる
- ペルソナ合体
悪かった点は、
- ダンジョンのパートがやや単調
- FFやDQなどのJRPGが好き
- グラフィックを気にしない
- 長く遊べるゲームがやりたい
以上がまとめです。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
これで『ペルソナ4ザ・ゴールデン』がどんなゲームで、どんな魅力があるのかが分かってもらえたと思います。
とても楽しめた作品だったので、皆さんにもぜひやってもらいたいですね。
現在は、PSVita版とsteam版の2つが出ているので、気になる方はチェックしてみてください。
ちなみに、両方とも2000円くらいで手に入ります。
さぁ、あなたもあの頃の青春時代をもう一度味わいながら王道RPGを楽しみましょう。
きっと素敵な時間を過ごせると思います。
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では、また!