閲覧ありがとうございます。たけまるです。
サバイバルホラーの金字塔といえば『バイオハザードシリーズ』
そんなナンバリングタイトル9作品目である『バイオハザード ヴィレッジ』が気になっている方の以下のような疑問に答えていきます。
- 過去作やってないとヤバい?
- シリーズ多いけど実際面白いの?
- ホラーが苦手でもできる?
私はこれまで、ほとんどのバイオハザードをプレイしてきたバイオファンの1人です。
だからこそ忖度せずにバイオシリーズのレビューを書いてきたので、本記事は購入を検討している方の参考材料の一つになると確信しています。
そこで本記事では『バイオハザード ヴィレッジ』の総合評価をサクッと紹介し、下記の5つのポイントを5点満点で評価。
- ストーリー
- アクション性
- ゲーム性
- ボリューム
- ホラー度
良かった点・気になった点をまとめ、オススメできる人も紹介しているので、かなり深掘りしたレビュー記事になっています。
結論、この記事を見れば、
『自分には楽しめそうか』
ということを確かめることができるので、
買って面白くなかったら嫌だな…。
こんな不安を減らせると思っています。
本記事を見るメリットを下記にまとめたので、
- 5つの評価ポイントと総合評価
- 良かった点・悪かった点
- こんな人にオススメ
ぜひ最後までお付き合いください。
バイオハザード ヴィレッジ(バイオ8)の総合評価
まずは、結論から。
個人的な総合評価は以下の通りです。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4.5 |
ストーリー | 5 |
アクション性 | 4.5 |
ゲーム性 | 4 |
ホラー度 | 4 |
ボリューム | 4.5 |
まず、クリアして思ったことは、
「最高傑作に近いな」
これが私の本音。
本作はバイオハザード7(以下前作)の完全な続編で、主人公『イーサン・ウィンターズ』の物語の完結を描くストーリーとなっています。
追加コンテンツを含めたストーリーの結末は、今までにないくらい驚きがあり、感動すら覚える新しいバイオハザードだと感じました。
ただ個人的には、前作をプレイしているのとしていないのとでは、ストーリーの感じ方が変わってくるので、前作をプレイすることをオススメします。
前作のレビュー記事もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
本作の最大の特徴がどこかと言われれば、
『色々なバイオハザードの良いとこ取り』
と個人的には思います。
- アタッシュケース管理【バイオ4】
- 武器商人・改造【バイオ4,5】
- 追われ続ける恐怖【バイオ7,RE:2,3】
こういった要素があることから、前作に比べて敵との戦闘も増えたのでアクション要素が強くなったのは間違いない。
かといってホラー要素が少ないわけでもなく、全体的バランスが取れているのが良かったので、
「どんな人でも楽しめる」
そう言わざるを得ないレベルのクオリティに仕上がってます。
ホラー耐性が全く無い方にはきついかも…。
特に有料DLCを購入すると一人称視点を三人称視点に変更できるので、酔いやすい人でも遊べるようになっていたのもGOOD!
本編自体は11時間ほどでクリアしましたが、マーセナリーズなどを含めたやり込み要素もしっかりあるので、今の値段で言えば文句のないボリューム。追加ストーリーも含めればもう少し遊べるでしょう。
良かった点・気になった点をまとめると以下の通り。
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
バランスが取れたゲーム性 | 何でもありな世界観 |
個性的なキャラクター | ハイゼンベルク(人型)と戦いたかった |
続きが気になるストーリー展開 | 追加DLCの内容が微妙 |
なぜそう思ったのかを解説していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
バイオハザードヴィレッジの良かった点
バイオハザード ヴィレッジの良かった点をまとめると以下の通り。
- 個性的なキャラクター
- バランスが取れている
- 続きが気になるストーリー展開
それぞれの良かった点について詳しく解説していきます。
個性的なキャラクター
本作は四貴族と言われる幹部的な立ち位置のボスを倒して、ラスボスに挑む感じの王道的なストーリー展開になっているのだが、その四貴族たちが個性的で面白い。
四貴族 | 特徴 |
---|---|
ドミトレスク | ・体長3m越えの吸血鬼 ・不気味な三姉妹を従えている ・八尺様をモチーフ |
ドナ&アンジー人形 | ・人形を介して喋る陰キャ(口が悪い) ・植物を操って幻覚・幻聴を見せる ・幽霊をモチーフ |
怪人モロー | ・シンプルにキモイ怪物 ・集合体恐怖症にはキツイ見た目を持つ ・河童をモチーフ |
ハイゼンベルク | ・工場で実験しているエンジニア ・金属を磁力で操るイケオジ ・フランケンシュタインをモチーフ |
このように、様々な特徴がある四貴族と対峙していくのが毎回楽しみでした。
特にドミトレスクとハイゼンベルクは人気キャラになっていて、この2人に関してはマーセナリーズで操作可能。
マーセナリーズの新キャラの1人
きっとクリアした頃には、推しキャラができていることでしょう。
バランスが取れている
まずバイオシリーズのゲーム性は尖ったものが多いのが特徴的で、個人的に下の表のように分類できると思っています。
ホラー・謎解き強め | バランスが取れている | アクション強め |
---|---|---|
0,1,2,3,7 | 4,8 | 5,6 |
例えば初期のバイオハザード(0~3)は、ゾンビが溢れる状況の中で謎解きをして脱出するのが目的なためホラー感が強め。一方バイオハザード5,6は、体術を使ったりして敵を倒すのが爽快なのでアクションが強め。
そんな中、本作は四貴族ごとでステージの特徴が変わっていて、
- 敵に追われ続ける恐怖【2,3】
- 武器が持てないステージ【7】
- 敵がたくさん出る戦い祭りステージ【4,5,6】
このように色んなバイオハザードを体験できるため、バランスが取れて非常に楽しめました。
さらに言うと、追加DLCを購入すれば一人称視点を三人称視点に変更できるため、
一人称視点は酔うから辛い…。
という方でも遊びやすくなった。
これはどんな方でも遊べる究極のバランス型のゲームと言えるし、三人称視点にすることで怖さも軽減できるため、ホラー感も和らげることが可能です。
イーサンの見た目がしっかりわかるのも良いね。
続きが気になるストーリー展開
『家族』をテーマに進んでいたイーサン・ウィンターズの物語の最終章。
まず本作は、4人の幹部を倒したらラスボスに挑める感じの王道スタイルがシンプルに良い。
ストーリーが着実に進んでいるのが明確にわかるので、ワクワク感が止まらないです。
「あと少しだけ…」と寝る時間を削ることがしばしばありましたね。
4つのキーアイテムを集めるシンプルなストーリー展開
また、これまで疑問だった答えが分かったりと、クライマックスに近づくに連れてどんどん胸が熱くなりました。
そう言えるのも、前作は妻であるミアを、本作では娘であるローズのために奮闘している姿が、これまでの屈強な主人公(クリスやレオン)と違い、一般人という設定が感情移入しやすかったからだと思う。
娘のために魔女にさえ挑むパパ
そんなイーサンの物語は、これまでのバイオハザードとはかけ離れている部分は確かにあると思います。
しかしやや独立した作品になりつつも、しっかりとバイオシリーズの歴史に関わる重要なポイントも絡めていたので、そこは評価できるポイントであると感じました。
ちゃんと続編がある感じで終わってたのも良いね。
バイオハザードヴィレッジの気になった点
散々褒めちぎってきたが、もちろん気になった点が無かったかと言われればそうではないので、ここからも本音で語っていきます。
バイオハザード ヴィレッジの気になった点をまとめると下記の通り。
- 何でもありな世界観
- ハイゼンベルク(人型)と戦いたかった
- 追加DLCの内容が微妙
それぞれの気になった点について詳しく解説していきます。
何でもありな世界観
今回は東欧の村が舞台で、吸血鬼や狼男みたいなビジュアルのキャラが多数出てきます。
いわゆるゾンビで溢れて街が大混乱といった現代っぽさは無くて、ファンタジー感がある世界観。
誰かを崇拝する感じはバイオハザード4と似てるかも。
これが良いか悪いかは好みによるが、この世界観が個人的に合わなかったです。
さらに言うと、ボスキャラは非常に魅力的なので、ファンタジー感が強いのはまだ良かった。
しかし上の画像のように、主人公が戦車に乗って巨大な機械と戦うシーンを見たとき、自分の中のバイオのイメージ像が崩れる音がしました…。
割と昔のバイオハザードが好きな方は「これ、バイオじゃなくね?」と思うかもしれないので注意が必要です。
ハイゼンベルク(人型)と戦いたかった
作中でも言われてる1番危険なやつが『ハイゼンベルク』という男で、こいつは磁力を使って金属を自由に扱うことができるイケてるオッサンだ。
彼は序盤で巨大なハンマーも持ち合わせていたので、
『磁力+ハンマー』
こんないかにも強そうな奴を見て「カッコイイなこいつ…」と思わない人はいないだろう。
浮かした金属を階段代わりにする粋な演出
ただ、本編ではイケてるハイゼンベルクと戦うことができない。
厳密には戦うが、原型を保っていない化け物じみたハイゼンベルクなのだ。
個人的には上記のような人の形を保った状態で、巨大なハンマーや磁力を操って戦うシーンを楽しみにしていたから少し残念でした。
追加DLCの内容が微妙
本作には『Winters’Expansion』という追加DLCが存在する。
全部で3つのコンテンツがあるが全てに納得感を得られたわけではない。
追加DLC | 内容 |
---|---|
シャドウズ オブ ローズ | 新ストーリー |
サードパーソンモード | 三人称視点に切替可能 |
ザマーセナリーズアディショナルオーダーズ | マーセナリーズの操作キャラ追加 |
追加ストーリーは本編の16年後を描いたローズの物語ということもあり、楽しめたので満足でした。
サードパーソンモードは酔いやすい方からしたら嬉しいが、気にならない方からしたらさほど嬉しいものではないと思ったのが本音。
そして問題はマーセナリーズの新キャラ追加について。これに関してはすぐに新キャラで遊べないのが気になりました。
- クリス・レッドフィールド
- ドミトレスク
- ハイゼンベルク
クリス・レッドフィールドは初期から使えるからいいが、ドミトレスクとハイゼンベルクは条件を満たさないと使えない仕様となっている。
すぐにハイゼンベルクなどで遊びたかった方すると面倒だし、使えるようになる条件も難しく感じたので、ややマイナスポイントでした。
バイオハザードヴィレッジをオススメしたい人
色々話してきましたが、個人的に思う『バイオハザードヴィレッジ(バイオ8)』をオススメしたい人は、下記の通り。
- 前作をプレイ済み
- バイオハザード4が好き(システムが似てる)
- 純粋にアクションホラーが好き
本作はこれまでのバイオハザードの良い所を取り入れた、バランスの良いゲームなので、特に初心者の方にとっては、ホラーもアクションも両方楽しめる最高の作品だと言える。
しかし、ストーリーを最大限楽しみたいと思ったら前作も一緒にやった方がいいので、これを許容できるかが問題とも言えます。
前作をやらなくても大丈夫だが、個人的には前作をプレイすることを強く薦める。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
まとめになります。
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
バランスが取れたゲーム性 | 何でもありな世界観 |
個性的なキャラクター | ハイゼンベルク(人型)と戦いたかった |
続きが気になるストーリー展開 | 追加DLCの内容が微妙 |
結論、総合評価は5点満点でいうと『4.5』
世界観こそ、これまでとはどこか違いますが、それぞれのバイオハザードの良い所を取り入れているので『どんな人でも楽しめる』作品になっているのは良かったと言えます。
- 前作をプレイ済み
- バイオハザード4が好き(システムが似てる)
- 純粋にアクションホラーが好き
他のバイオハザードのレビューもこちらにまとめてあるので、気になる方はチェックしてみてください。
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では、また!