閲覧ありがとうございます。たけまるです。
昼はダイバーとして海洋探索、夜は寿司屋を営む経営シミュレーション。
そんな独特なゲーム性で人気を博した本作はPC専用ゲームでしたが、任天堂Switchでも遊べるようになることで話題になりました。
そこで『デイブ・ザ・ダイバー』が気になっている方の、
- どういうゲームなのか詳しく知りたい!
- 具体的に何がおもしろいの?
- 誰がやっても楽しめる?
こんな疑問に、40時間ほどプレイした私が本音ベースで答えていきます。
この記事では『デイブ・ザ・ダイバー』の総合評価をサクッと紹介し、下記の5つのポイントを5点満点で評価しています。
- ストーリー
- アクション性
- ゲーム性
- 操作性
- ボリューム
そして良かった点・気になった点をまとめ、オススメできる人も紹介しているのでかなり深掘りしたレビュー記事になっています。
結論、この記事を見れば、
『自分には楽しめそうか』
ということを確かめることができるので、
買って面白くなかったら嫌だな…。
こんな不安を減らせると思っています。
本記事を見るメリットを下記にまとめたので、
- 5つの評価ポイントと総合評価
- 良かった点・気になった点
- こんな人にオススメ
ぜひ最後までお付き合いください。
デイブ・ザ・ダイバーの総合評価
まずは結論から。
個人的な総合評価は下記の通りです。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4 |
ストーリー | 3.5 |
アクション性 | 3.5 |
ゲーム性 | 5 |
操作性 | 4 |
ボリューム | 4.5 |
まずクリアして思ったことは、
「ワクワク感が凄かった」
これが私の本音です。
本作の概要を簡単に説明すると、昼は海を探索して魚を捕り、夜は捕った魚で寿司屋を経営する海洋アドベンチャーゲーム。
海洋探索とレストランマネジメントが融合したハイブリッドなゲームで、個性豊かな仲間たちと共にブルーホールの奥に秘められた謎を解き明かす内容となっています。
本作のストーリーやアクション性はシンプルなものとなっているので
- 「続きが気になる!」
- 「戦闘がめっちゃ楽しい!」
といった感じにはならなかったです。
ただ、個性豊かな仲間たちによる多彩なアニメーション演出は、毎回楽しみでした。
2Dのドット絵ゲームだからといって簡素な作りではなく、様々なところにQTEを採用したり、頭を使って効率よくお金を稼いだりする要素があります。
なのでそういったところは、大人でも十分楽しめて良かったです。
また、本作はシンプルな内容を独特なゲーム性で底上げしているのが特徴的で、
『自分で食材を集め、寿司屋で提供し、お金を稼ぐ』
これを繰り返していくゲーム性です。
これのどこがおもしろいの?
と思うかもしれないが、本作の最大の楽しみは、
「稼いだお金をどこに使うか」
ここにあると思ってます。
- 海中探索のための装備強化
- 農場の拡張
- 武器の開発・強化
- 雇った人材の育成
- 寿司屋のデコレーション
こういった要素がプレイヤーを夢中にさせて、実際にめっちゃくちゃおもしろかったです。
その他にも収集要素やミニゲームもあるので、当時Steamで2160円で買った私からしたら満足のいくボリューム感でした。
現在は任天堂Switchでもダウンロード版で遊べるので、ぜひ購入を検討してみてください。
そこで良かった点・気になった点をまとめると以下の通り。
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
斬新なゲーム性 | やることが多すぎる |
アニメーション演出が面白い | 後半はだらける |
飽きさせないための工夫 |
なぜそう思ったのかを解説していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
デイブ・ザ・ダイバーの良かった点
デイブ・ザ・ダイバーの良かった点をまとめると下記の通り。
- 斬新なゲーム性
- アニメーション演出が面白い
- 飽きさせないための工夫
それぞれの良かった点について詳しく解説していきます。
斬新なゲーム性
本作の最大の特徴である『昼は食材調達、夜は寿司屋を経営』というゲーム性は、私の時間をゴリゴリ削っていくものでありました。
昼パートは海中で食材を集める中、
- 死んだら食材をほぼ全部ロストする恐怖
- 未知の海域を開拓するワクワク感
- 自分を強化する楽しみ
こういった楽しみを感じながらプレイしていて、時間を忘れて潜り続けることがしばしばありました。
銛の威力、潜れる深度を上げたりできる
全部で8つの武器が存在
深海エリアを探索
未知の生物に遭遇するワクワク感はたまらないですね。
そして夜のパートは経営シミュレーション。
自分が集めてきた食材で料理を提供していきます。
主人公はホールスタッフとしても活躍
このパートではたくさんの売上を出すために、
- 適切なメニューを考える
- 新料理の開発とレベル上げ
- 従業員の雇用や教育
こういったことを考えていく必要があります。
従業員のステータス
売上が出たときの様子
最大売上が出たときの喜びときたらもう…。
このように、貯まったお金をお店のために使うか、海中探索のために自分を強化するか、この選択に悩みながら地道に成長していくことが、このゲームの真の楽しみだと感じました。
アニメーション演出が面白い
本作には、個性的なキャラクター達のユニークなアニメーション演出がたくさんあって楽しめました。
主に下記のタイミングでアニメーションが発生し、
- 新メニューや武器の開発
- 料理のレベルを上げたとき
- ストーリーが進んだとき
毎回どんな演出が出るのかワクワクしていたのを覚えています。
料理を開発したときの演出
武器を開発したときの演出
指定された料理を提供したときの演出
稀に他のゲームのパロディなんかもあるので、刺さる人にはテンションが上がることでしょう。
ステルスゲームの王道「メタルギア」のパロディ
特に新キャラが登場して指定された料理を提供すると、必ずアニメーションが流れるのでそれを楽しみに頑張っていましたね。
飽きさせないための工夫
本作の飽きさせないための工夫ときたら本当に大したもんです。
というのも、チャプターが進めば進むほどやれることが増えていき、最後のチャプターに差し掛かっても新要素が追加されるほどでした。
特定のお客さんの要望を叶えずクリアしたら、新要素が解放されずに終わることもあるでしょう。(体験談)
例えば、
- 料理バトル
- レア個体を見つける収集要素
- もう一つのお店を持つ
こういったことができたりするので、海中探索や料理シミュレーションゲームの良さを引き出す要素がふんだんに用意されています。
レア個体を見つける収集要素
QTEによる料理バトル
単調なゲームにある弱点を補うかのように、新要素をどんどんぶち込んでいたのは評価できる部分でした。
QTEも簡単で単調過ぎた部分はややありましたが、2160円でこれだけ遊ぶことができれば十分だと思ったのが本音です。
実際にクリアするのに40時間はかかっていますからね。
デイブ・ザ・ダイバーの気になった点
散々褒めちぎってきましたが、もちろん気になった点が無かったかと言われればそうではないので、ここからも本音で語っていきます。
デイブ・ザ・ダイバーの気になった点をまとめると下記の通り。
- やることが多すぎる
- 後半はだらける
それぞれの気になった点について詳しく解説していきます。
やることが多すぎる
本作の良い部分でもありますが、少しやることが多すぎたので気になった点として挙げさせてもらいます。
というのも、毎日のように農場に行って雑草を抜いたり、畑に種をまいたりしないといけなかったのは正直めんどくさい。
雑草を抜かないと収穫量に悪影響
じゃあ農場なんかやらなければよくない?
と思うかもしませんが、このゲームは白米や野菜を使った料理が優秀過ぎて、寿司単体だと稼ぎづらい特徴があります。
なので、農場は無視できないレベルで重要なのです。
一応、後半になればある程度自動で収穫できる新要素が解放されますが、結構お金がかかるのでこれまた厄介。
寿司屋なのに、なぜたくさんの野菜を作らなければならないのか…。
さらに言うと、とある村でしか栽培できない食材もあったり、その村でしか使えないお金も増やす必要があります。
村専用のお金(ペイ)を集めるためのサブクエ
実際にはまだまだあって、やることを全て書き出すと100万文字を超える勢いになりそうなので、この辺でやめておきます。
良かった点で説明した『飽きさせないための工夫』は、逆にプレイヤーを悩ませることにも繋がっていると思いました。
後半はだらける
本作をプレイしているとお金がかなり必要なことに気付き、効率よくお金を稼ごうと考えてしまうでしょう。
ワクワクしながら採っていた魚は決まった個体に絞られ、野菜や調味料をいかに多く入手するかを考えるので、食材集めが一気に作業と化します。
これも楽しみの1つだとは思うが…。
これが良いか悪いかは好みだと思いますが、個人的には寿司屋としてやっているのであれば、もう少し魚たちに焦点を当てて欲しかったのが本音。
野菜寿司が優秀な料理という現実
また、単調なQTEシステムがメインなので、これを何十時間もやっているとさすがに「もういい…」ってなりました。
開発した武器も結局1つしか持っていけないですしね。
連打が求められるQTE
プレイ時間がそんなに長くならなければ気にならなかったですが、どんどん新要素をぶち込んでボリュームが増せば増すほど「何をやってんだおれは…」と感じることが多くなったのも事実です。
デイブ・ザ・ダイバーをオススメしたい人
色々話してきましたが、個人的に思う『デイブ・ザ・ダイバー』をオススメしたい人は、下記の通り。
- 探索ゲームが好き
- 海洋生物が好き
- 効率よくゲームを進めるのが好き
- 長く遊べる作品がやりたい
経営シミュレーションのような、効率よくゲームを進めていくのが好きな方とかは特にオススメ。
個人的に海洋探索ゲームの名作である『サブノーティカ』が好きな方も、近いワクワク感などが味わえると思います。
サブノーティカって何ぞ?
と思ったらこちらの記事がオススメなのでぜひご覧ください。
複雑な操作などはいらない単調なゲームですが、やれることは非常に多いので値段以上の満足感は得られると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
まとめです。
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
斬新なゲーム性 | やることが多すぎる |
アニメーション演出が面白い | 後半はだらける |
飽きさせないための工夫 |
結果的に、総合評価は5点満点でいうと『4』
最初の方は斬新なゲーム性や多彩なアニメーションが楽しくて、ワクワク感がとても感じられる一方、どんどんやることが多くなってきます。
なので、何をしたらいいかわからなくなる現象に陥ったり、単調過ぎて急に冷める可能性も秘めているでしょう。
- 探索ゲームが好き
- 海洋生物が好き
- 効率よくゲームを進めるのが好き
- 長く遊べる作品がやりたい
以上がまとめです。
さぁ、あなたも海洋探索とレストラン経営をこなす主人公として、独特な世界観を味わっていましょう。
きっと素敵な時間を過ごせると思います。
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では、また!