閲覧ありがとうございます。たけまるです。
今回は『GREEN HELL(グリーンヘル)』をプレイした感想&レビューをしていきたいと思います。
GREEN HELLって謎のおじさんがジャングルで辛そうに膝から崩れ落ちているのが印象的なパッケージですよね。そんでもって直訳したら、
『緑の地獄』
タイトルからしてヤバそう…。
そんなジャングルの中を生き抜いていくサバイバルゲームであるGREEN HELLが気になっている方の、
- どんな感じのサバイバルゲームなの?
- 具体的にどこが面白いの?
- サバイバルゲーム好きはやるべき?
こういった疑問にお答えしていこうと思います。
この記事ではGREEN HELLの特徴や評価を紹介し、
『自分にとって楽しめるか』
これを確かめることにより、
買って面白くなかったら嫌だな~。
こんな不安を減らしていければと思っています。
そのためにGREEN HELLの良かった点・悪かった点をはじめ、素直な感想も交えて紹介しているので、少しは参考になるかと思います。
- GREEN HELLについて
- 実際にプレイした感想&評価
- こんな人にオススメ
ぜひ最後までお付き合いください。
GREEN HELLの総合評価
まずは、結論から。
個人的な総合評価はこんな感じです。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4 |
ストーリー | 4 |
ゲーム性 | 4.5 |
ボリューム | 4 |
自由度 | 5 |
世界観 | 4 |
まず本作は、オープンワールドを自由に探索でき、ゲームシステムもかなり現実のジャングルの中を生き抜いている感じがして没入感が半端ないです。
そして、サバイバルしていくだけでなく、ストーリーもなかなか良くてプレイヤーを引き込む内容になっているもGOOD!
ただ、むずい!
慣れるまでは結構難しく感じるかもしれないので、根気よくプレイできない方はきついかも…。
こんな難しいと思ったのはかなり久々だったし、なんなら私は1回挫折しました…(笑)
本作は、ジャングルの中で生き抜いていく体験はとてもリアルに表現されており、この難しさこそがGREEN HELLの最大の魅力でもあると感じました。
追加コンテンツも複数あり、ボリュームもそこそこありますし、結果的にはとても楽しめたので「買って良かった!」と言える作品でしたね。
それではなぜこの結論に至ったのかを解説していきます。
GREEN HELLってどんなゲーム?
まずGREEN HELLとは、アマゾンの熱帯雨林を舞台としたオープンワールドの超リアルなサバイバルゲームです。
そして、複数のゲームモードが用意されてる中から自分の好きなものを選び、過酷なジャングルの中を生き延びていくことがこのゲームの醍醐味となっています。
そこでGREEN HELLの、
- ゲームモード
- ストーリー
- 特徴
これらについて詳しく紹介していきます。
ゲームモードについて
GREEN HELLは、シングルプレイとマルチプレイのどちらで遊ぶかを選択できるようになっていますが、ここではシングルプレイについて説明していきます。
まず、シングルプレイには、以下の4つのゲームモードが用意されています。
ゲームモード | 内容 |
---|---|
ストーリー | ストーリーを辿るメインのゲームモード |
サバイバル | ストーリーがなく、サバイバル専用のモード |
アマゾニアの精霊たち | ストーリーモードの前日譚 |
チャレンジ | サバイバルモードに制限時間がある |
こんな感じで、自分に合ったプレイスタイルで遊ぶことができ、ストーリーモードが終わってもサバイバルでのんびりジャングル生活を堪能することもできます。
ストーリーが楽しめたのであれば、追加シナリオである『アマゾニアの精霊たち』をプレイするのもあり。
遊び方に幅があり、長く遊べる作品になっていると思いましたね。
ストーリーについて
メインのゲームモードであるストーリーについて、軽く触れておきます。
まず、主人公(ジェイク)と、その妻(ミア)がジャングルの奥地にいる部族のことを調べるために2人でやって来るところから物語は始まります。
そして、何日間か野営施設で一緒に過ごした後に、先に部族の元へ向かったミアからの連絡で事態が一変。
妻(ミア)の身に何かが起こり、助けに行こうとする主人公(ジェイク)ですが、何かから逃げるように走っているときに崖から転落して意識を失ってしまいます…。
そして、目が覚めたら本編の始まり。
すなわち『緑の地獄』の始まりです。
大まかなストーリーとしては、
- 妻(ミア)の身に何が起きたのか
- 主人公(ジェイク)は何から逃げていたのか
- このジャングルは一体何なのか
これらの謎を解き明かすために、過酷なジャングルの中を生き抜いていくことになります。
特徴について
GREEN HELLは、オープンワールドのサバイバルゲームで、広大なジャングルを生き抜いていくことになります。
その中で、建築やクラフトできる数も150を超えているのでやりごたえがある作品です。
ただ少し難易度が高く、他のレビューとかを見ても私と同じように難しいと答えている方がいるでしょう。
その共通認識である『難しさ』こそGREEN HELLの最大の特徴であり、魅力でもあると考えています。
え?何がそんな難しいわけ?
って思うかもしれないので、個人的に思うGREEN HELLが難しく感じる2つの要素を紹介します。
- 栄養素ゲージが4つに分かれている
- 数多くの状態異常
※難易度を下げる要素もあるので気軽にプレイできます。
①栄養素ゲージが4つに分かれている
サバイバルしていく系のゲームでは、空腹ゲージや水分ゲージがよく見られると思いますが、『GREEN HELL』ではそこが違います。
水分を摂取することはもちろんあるのですが、空腹を満たすには『ただ何かを食べればいい』というわけではなく、
- たんぱく質
- 炭水化物
- 脂肪
これらの栄養素が含まれる物をバランス良く取ることが必要になってきます。
この4つのゲージを満たすためにはどうしたらいいのかを考えて行動することが、リアルさを増してくれますね。
水分欲しさに汚れた川の水を飲んでたのが懐かしい…(笑)
②10個以上の状態異常
『GREEN HELL』には10個以上の状態異常があり、それらに対処していく必要があります。
例えば、高所から落ちたりして擦り傷ができてしまった場合は、そのまま放置していると感染症を引き起こしてしまう恐れがあるので、包帯を巻いて治療しなければなりません。
その他にも、
- 寄生虫
- 熱
- 食中毒
- 毒のある傷
- 裂傷
こういったものも存在し、複数の状態異常になることも普通にあるので、序盤はかなりしんどいです。
さらに、状態異常とは少し違いますが『正気度』という概念が存在し、これが低下しすぎると幻覚や幻聴に悩まされます。
つまり、「お前、正気かよ?」といった行動をすると正気度が低下するもんだと思ってください。
自分の行動以外に状態異常になっても正気度が低下するので、こういった健康状態を維持していくことが『GREEN HELL』を攻略していく鍵になっています。
GREEN HELLをプレイした感想
まず、クリアして思ったことは、
「マジでリアル過ぎ」
ゲームだからといってジャングルをなめてかかると一瞬で『死のカウントダウン』が始まります。
慣れていれば大丈夫ですが、急に毒ヘビにやられることもざらにあるので初心者にとっては本当に地獄。
こんな感じで、チュートリアルだけではやっていけないほどに最初のうちはジャングルの恐ろしさにやられると思います。
- 何が安全な食べ物か分からない
- 水の確保もままならない
- ジャングルの生物に襲われる
- 無数の状態異常
それくらいにリアルでスリリングな体験ができて楽しかったんですが、ぶっちゃけ気になった部分も少なからずありました。
本当にジャングルの中で生きていかなければならないってなったとき、GREEN HELLをやっていた経験が生存率を上げてくれると思う。
そこで具体的に、良かった点・悪かった点をいくつか紹介していきたいと思います。
GREEN HELLの良かった点
始めたばかりのときは、死に過ぎて無理ゲーだと感じましたが、ある程度慣れてくると爆発的に面白くてなってきて、時間を忘れてしまうほど熱中していました。
そこで、個人的に思う良かった点は、
- リアル過ぎるサバイバル
- プレイヤーを引き込む物語
この2つになります。
リアル過ぎるサバイバル
先ほども言いましたが、このリアル過ぎるサバイバルこそ『GREEN HELL』の最大の特徴であり、
「よし、今日もなんとか生き延びた…」
と必死になると思うので、特に慣れないうちは変な達成感のようなものが得られます。
その他にも、
- 武装して生物と対峙する
- 栽培・罠などを活用して食料の確保
- 拠点を構えて身の安全を確保
こういったこともこなしていく必要があり、サバイバルの大変さを味わえると共に、安全に生きていくために思考を働かせることで、没入感を得られること間違いなしです。
気付いたら3時間経過なんてざらにあるくらい夢中になります…(笑)
プレイヤーを引き込む物語
GREEN HELLはリアル過ぎるサバイバルが特徴的で、そっちばかりに目がいきがちですが、実はストーリーが非常に面白くてしっかりと作り込まれているんです。
徐々に明らかになってくる謎が謎を呼び、
「ん?これはどういうことなんだ?」
と、考えさせられる内容になっています。
終盤のストーリー展開は目が離せませんね!
そして『ストーリーが良かった』と言える最大の理由が、マルチエンディングを採用していたことですね。これは好みが分かれると思いますが、個人的には非常に満足のいく内容でした。
GREEN HELLの悪かった点
かなり面白い作品だったのですが、少なからず気になる部分はありました。
そこで、個人的に思う悪かった点は、
- クラフトレシピの解放条件
- 慣れてしまうと物足りない
この2つになります。
①クラフトレシピの解放条件
GREEN HELLをプレイしていると、
「このアイテムは一体何に使うんだ?」
と思うことがあります。
基本的には、アイテムを入手した段階でクラフトできるものが追加されたりしますが、そうでないものも普通にあります。
なので、ストーリーが終わるまで分からずじまいになるかもしれません。
私の場合『防具』というジャンルのクラフトメニューが1つも出てこなくて、クリア後に防具があることに驚愕しました…。
ストーリーを進めていく中で、必要なアイテムが入手できなくてクラフトできないならまだわかります。
しかし、序盤から手に入れているアイテムなのに作り方がわからないという、この何かしら条件を満たさないとクラフトメニューに追加されないという仕様は、さすがにきついと感じました。
②慣れてしまうと物足りない
ゲームを始めたばかりのときは操作の仕方や、
「あれ?これはどうしたらいいんだっけ?」
といったことで色々苦戦すると思いますが、慣れてきてしまうとちょっとしたことじゃ、うろたえなくなってしまいます。
え?それの何がいけないわけ?
って思うかもしれませんが、GREEN HELLはストーリーが進んでいっても強い生物が出てきたり、探索が困難になってくるような『だんだん難しくなる要素』がほとんどありません。
それによってストーリーが進めば進むほどにクラフトできるものは増えて、より快適なジャングル生活が送れるので、個人的には少し物足りなく感じました。
序盤に体験した過酷な中での生活が何よりも楽しかったからと言えますね。
GREEN HELLをオススメしたい人
色々解説してきましたが、個人的に思う『GREEN HELL』をオススメしたい人は、
- 単純に探索サバイバルゲームが好き
- ジャングルという世界観が好き
- 難易度高めのゲームがやりたい
こんな感じになります。
特に、探索サバイバルゲームが好きな方はやっておいて損はないと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
それでは、まとめになります。
総合評価は以下の通り。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4 |
ストーリー | 3.5 |
ゲーム性 | 4.5 |
ボリューム | 4 |
自由度 | 5 |
世界観 | 4 |
『GREEN HELL』は、アマゾンの熱帯雨林を舞台としたオープンワールドの超リアルなサバイバルゲームです。そして、複数のゲームモードが用意されており、自分に合ったプレイスタイルで楽しむことができます。
良かった点は、
- リアル過ぎるサバイバル
- プレイヤーを引き込む物語
悪かった点は、
- クラフトレシピの解放条件
- 慣れてしまうと物足りない
- 単純に探索サバイバルゲームが好き
- ジャングルという世界観が好き
- 難易度高めのゲームがやりたい
以上がまとめです。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
これで『GREEN HELL』がどんなゲームで、どんな魅力があるのかが分かってもらえたと思います。
とても楽しめた作品だったので、皆さんにもぜひやってもらいたいですね。
現在はsteam版を始め、任天堂switch・playstation4にも対応しているので、気になる方はチェックしてみてください。
対応機種 | 価格 |
---|---|
steam版 | 2570円 |
任天堂switch | 2499円 |
playstation4 | 2750円 |
さぁ、あなたも勇気を出して、過酷なジャングルへと足を踏み入れてみましょう。
きっと素敵な時間を過ごせると思います。
それと、似たようなゲームに『サブノーティカ』という舞台が『海』の斬新なサバイバルゲームもあります。
こちらの作品もかなり面白くてオススメしたい作品なので、気になる方はこちらの記事もご覧ください。
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では、また!