閲覧ありがとうございます。たけまるです。
サバイバルホラーの金字塔といえば『バイオハザードシリーズ』
そんなナンバリングタイトル3作品目をリメイクした『バイオハザードRE:3』が気になっている方の、
- 過去作やってないとヤバい?
- シリーズ多いけど実際おもしろいの?
- ホラーが苦手でもできる?
こんな疑問に答えてきたいと思います。
この記事では『バイオハザードRE:3』の評価基準を以下の5つの項目に分けて、5点満点でそれぞれ点数を付けています。
- ストーリー
- アクション性
- ゲーム性
- ボリューム
- ホラー度
なぜその点数を付けたのかを解説するとともに、良かった点・気になった点も紹介しているので、少しは参考になるかと思います。
結論、この記事を見れば、
『自分には楽しめそうか』
ということを確かめることができるので、
買って面白くなかったら嫌だな…。
こんな不安を減らせると思っています。
- 5つの評価ポイントと総合評価
- 良かった点・気になった点
- こんな人にオススメ
ぜひ最後までお付き合いください。
バイオハザードRE:3の総合評価
まずは、結論から。
個人的な総合評価は以下の通りです。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4 |
ストーリー | 4 |
ゲーム性 | 4.5 |
ホラー度 | 4.5 |
アクション性 | 4 |
ボリューム | 3.5 |
まず、クリアして思ったことは、
「まんまRE:2」
これが私の本音です。
原作から約20年を経て蘇ったバイオハザードRE:2(以下RE:2)と同様に進化しており、原作である『バイオハザード3 ラストエスケープ』と比べるともはや別ゲー。
ゾンビのクオリティーが高いのはもちろん、本作の特徴である『追跡者ネメシス』の怖さがリアルに表現されているので、ホラー要素的には申し分ない感じでした。
その他にも、
- 3人称視点
- 現代的なゲームの操作性
- 回避システム
- 武器の改造システム
こういった大きく変更された部分や、原作にもあったシステムを継承している点は非常に満足のいく内容だったので、新鮮かつ懐かしくもあってGOOD!
ただ全体的にボリューム不足で、ストーリー以外やることがなかったため、このポイントに関しては賛否両論あるところだと思いました。
正直、RE:2をプレイしているような感じだったので、RE:2が楽しめた方はやって損はないと言えます。
それでは、なぜこの結論に至ったのかを解説していきます。
バイオハザードRE:3のストーリー
合衆国中西部に位置するラクーンシティの郊外で謎の行方不明事件が発生。
事件の調査に赴いた警察の特殊部隊S.T.A.R.S.は壊滅状態に陥りつつも、製薬会社アンブレラ社の生物兵器t-ウィルス漏洩による生物災害(バイオハザード)が原因であることを突き止める。
ジル・バレンタインを含む生き残った隊員たちは真相を告発しようとするが、警察組織でさえアンブレラ社に掌握されており、告発は握りつぶされてしまう。しかし、街には“人食い病”の変異が起こり始め、凶暴な野犬が徘徊しだす。
カプコン公式より引用
ウィルスによる感染が街に拡大してゆく中、ジルは生き延びる決意を新たにする。
しかしジルはまだ知らない。
すべてを消し去るべく、最強の使者が既に放たれていることを―
簡単に言うと、特殊部隊S.T.A.R.S.の生き残りの1人『ジル・バレンタイン』と、アンブレラ社の傭兵部隊の1人『カルロス・オリヴェイラ』が一緒に、ゾンビで溢れた町から市民たちを救う話になります。
時系列でいうと『RE:2』の1日前なのでほぼ一緒です。
それでは、バイオハザードRE:3のストーリーの評価を『4』にした理由を詳しく解説していきます。
RE:2をやっているとわかる楽しみ
本作はRE:2と同じ舞台かつ1日前の話ということもあり、ガンショップの親父や警察署のマービンが出てくることもあれば、警察署を探索することもあります。
なのでRE:2をプレイしていれば、
「警察署でこうなってたのはそういうことだったのか!」
みたいな感じで、RE:2プレイしているとより楽しめるようなストーリー作りになっていたのが、個人的に良かったです。
バイオハザードRE:3のゲーム性
本作は原作にあった豊富な謎解き要素は残しつつ、アイテム管理を上手くこなしていく感じは継承しています。
新たな要素も加えながら上手にリメイクし、現代的な操作性を取り入れることで格段に遊びやすくなっているのが特徴。
それでは、バイオハザードRE:3のゲーム性の評価を『4.5』にした理由を詳しく解説します。
直感的な操作性
本作はビハインドビュー(三人称視点)になることで、固定カメラ視点だった原作に比べると、直感的な操作性になり遊びやすくなりました。
RE:2とほとんど同じ操作性ですが、本作からタイミングよく特定のボタンを押すことで回避ができるようなシステムが導入され、攻撃を避けれないもどかしさはなくなったと思います。
逆にアクションが苦手な方にとっては操作が複雑になってしまったかもしれません。
アイテム管理の重要性
RE:2同様、キーアイテムもバッグの中に収容する仕様なのでアイテム管理が重要です。
武器や回復アイテムをたくさん持って安全に効率悪く進むか、リスクを取って効率よく進むかはプレイヤー次第。
このようなバランスが上手くできており、
「このキーアイテムは一旦BOXにしまって、まずはこの謎を解きに行こう」
など、自分なりに効率よく進めるために頭を使っていく感じは良きでした。
バイオハザードRE:3のホラー度
本作は全体的に暗い中を探索することが多く、雰囲気は抜群に怖いです。ゾンビの表現力もまさに圧巻で、思わず手を止めたくなるほどでした。
RE:2に比べてゾンビや強力なクリーチャーも増え、死と隣り合わせな緊張感が味わえる本作は、原作のホラーよりもパワーアップしているでしょう。
それでは、バイオハザードRE:3のホラー度の評価を『4.5』にした理由を詳しく解説します。
ゾンビが溢れる町を探索
RE:2と時系列や舞台が一緒ということもあり、雰囲気がRE:2と似ています。
基本的に暗くてゾンビが溢れかえっている町を探索するので、それだけでもなかなか怖いです。
- 最新のグラフィックによる超リアルなゾンビ
- 死体だと思ったやつが急に襲いかかってくる
- ゾンビ以外の多彩なクリーチャー
こういった要素が原作を大幅に上回るホラー感を演出しています。
しぶとくプレイヤーに襲い掛かってくるあたりは、「これぞゾンビや…」と納得せざるを得ないでしょう。
追跡者(ネメシス)に追われる恐怖
本作には執拗に追いかけてくる追跡者(ネメシス)という怪物がおり、プレイヤーの行く手を阻んできます。
RE:2のタイラントと同様に、追跡者は倒すことができないので一方的に襲われる恐怖が本作にもあります。
倒しても倒しても復活し、新たに武装して襲ってくるの姿はまさに『追跡者』という名にふさわしいでしょう。
もちろん一定ダメージを与えると貴重なアイテムを落とす仕様も健在しており、敢えて戦いに挑むか、攻撃を回避しながら弾薬を節約するかはプレイヤー次第。
圧倒的な敵を前にしたときの危機的状況を、どう乗り越えるかという緊張感を味わえます。
バイオハザードRE:3のアクション性
原作に比べるともはや別ゲーと言える本作は、直感的な操作性になったとはいえ、体術、ガードができるわけではありません。
しかし本作は回避機能が追加されたことに加えて、耐久力のあるゾンビと対峙する上でエイム(照準を合わせること)が重要になってきます。
原作はもちろん、前作と比較してもアクション性が増したと言えます。
それでは、バイオハザードRE:3のアクション性の評価を『4』にした理由を詳しく解説します。
的確に狙うエイムの重要性
エイムとは敵に照準を合わせることで、本作ではそのエイムが重要になってきます。
というのも本作のゾンビはしぶとい上に数も多く、適当に撃っていたら弾不足になってしまいます。RE:2と比べて拾ったときの弾の量も増えているので、アクション性が増していると言えるでしょう。
ゾンビは体感的に、4~5発くらい頭に撃って倒れます。
次に紹介する『ジャスト回避』を上手く活用して、無駄な戦闘を避けるのも1つの手でしょう。
タイミングよくジャスト回避
本作は回避アクションが存在し、敵の攻撃に合わせて回避ボタンを押すと攻撃をかわせます。
ジャスト回避を上手いこと使えれば、
- 無駄な戦闘を避けて弾の節約
- 回復アイテムの節約
シンプルにゲームを有利に進めることができるので積極的に使うといいです。
むしろ使わないと厳しい敵も出てきます。
このように戦闘の幅が広がることで、アクション性の高さが感じられると思います。
バイオハザードRE:3のボリューム
本作のクリア時間はマップ上にあるアイテムを全て回収しながら進んで6時間くらい。やり込み要素はありますが、よくあるミニゲーム等もないため若干物足りない印象を受けたのが本音です。
そこで、バイオハザードRE:3のボリュームの評価を『3.5』にした理由を詳しく解説します。
ストーリーしかやることがない
歴代のバイオハザードにはクリア後の追加コンテンツとして、マーセナリーズやミニゲームなどで遊べることが多かったです。
実際のところ本作を購入すると、『バイオハザードレジスタンス』という4対1に別れて戦うオンライン対戦ゲームで遊べます。
しかしゲーム性が酷く、現在も人口が過疎っているのでまともに遊ぶことができない上に、steamでの評価が非常に悪いので無いのものだと思ってくれていいです。
気になる方はこちらから評価を見てみるといいでしょう。
つまり本編でしか遊ぶことができず、その本編ですら若干短く感じたのでストーリー以外の部分でもバイオハザードを楽しんでいた方からすると残念に思ってしまうかもしれません。
レコードとショップによるやり込み要素
レコードとは特定の条件を達成するともらえる勲章みたいなものと、ショップで使えるポイントがもらえるやり込み要素のことです。
例えばハンドガンで敵を200体倒すと『ハンドガンマスター』というレコードを達成できて、『5200pt』と『ゾンビ(女)』のフィギュアがギャラリーにて解放されます。
溜まったポイントはショップにて、
- 無限武器
- 特殊な武器
- プレイヤー強化アイテム
- コスチューム
こういったことに使えるので自分にあった遊び方をすることができます。全部で58個のレコードがあるのでやり込み要素としては十分だと思いました。
良かった点・気になった点
色々と説明してきたところで、良かった点&気になった点を整理しておきます。
- RE:2をやっているとわかる楽しみ
- 直感的な操作性
- アイテム管理と謎解き
- ゾンビのクオリティーが高い
- 倒せない敵に追われる恐怖
- レコードとショップによるやり込み要素
- エイムが重要になってくる
- 初心者にジャスト回避はむずいかも
- ストーリーしかやることがない
完璧とも言えるほどのクオリティーで復活した『バイオハザードRE:3』は、個人的にかなり満足のいく内容でした。
以上が良かった点&気になった点のまとめになるので、ぜひ参考にしてみてください。
バイオハザードRE:3をオススメしたい人
色々話してきましたが、個人的に思う『バイオハザードRE:3』をオススメしたい人は、以下の通り。
- ゾンビホラーを楽しみたい
- RE:2が楽しめた方
- 敵をたくさん倒すのが好きな方
純粋にホラーゲームを楽しみたい人もそうですし、特にバイオシリーズをまだプレイしたことがない人もRE:2とセットでプレイすることをオススメします。
バイオハザード1からじゃなくても大丈夫?
と思うかもしれませんが、操作性の面からしてもRE:3からでも問題ありません。
ストーリーをより詳しく知りたいと思ってからバイオハザード1をやるのでも全然OK。それくらい始めやすいバイオハザードシリーズの1つです。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
まとめになります。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4 |
ストーリー | 4 |
ゲーム性 | 4.5 |
ホラー度 | 4.5 |
アクション性 | 4 |
ボリューム | 3.5 |
- RE:2をやっているとわかる楽しみ
- 直感的な操作性
- アイテム管理と謎解き
- ゾンビのクオリティーが高い
- 倒せない敵に追われる恐怖
- レコードとショップによるやり込み要素
- エイムが重要になってくる
- 初心者にジャスト回避はむずいかも
- ストーリーしかやることがない
- ゾンビホラーを楽しみたい
- バイオハザードRE:2が楽しめた方
- 敵をたくさん倒すのが好きな方
他のバイオシリーズの評価をまとめた記事もあるので、気になる方は是非チェックしてみてください。
これで『バイオハザードRE:3』がどんなゲームで、どんな魅力があるのかが分かってもらえたと思います。
原作を別ゲーとも言えるほどフルリメイクしたゲームかつ、完成度の高い作品だったので、皆さんにもぜひやってもらいたいです。
さぁ、あなたも原作を遥かに凌駕する完成されたリメイク作品の恐怖を存分に味わってみましょう。
きっと素敵な時間を過ごせると思います。