閲覧ありがとうございます。たけまるです。
サバイバルホラーの金字塔といえば『バイオハザードシリーズ』
そんなナンバリングタイトル4作品目をリメイクした『バイオハザードRE:4』が気になっている方の、
- 原作と比べて何が変わったの?
- ホラーが苦手でもできる?
- 前作未プレイだけど大丈夫?
こんな疑問に答えてきたいと思います。
私はこれまで、ほとんどのバイオハザードをプレイしてきたバイオファンの1人です。だからこそ忖度せずにこれまでバイオシリーズのレビューを書いてきたので、買うための参考になる記事の一つだと思っています。
そこでこの記事では、『バイオハザードRE:4』の総合評価をサクッと紹介し、下記の5つのポイントを5点満点で評価。
- ストーリー
- アクション性
- ゲーム性
- ボリューム
- ホラー度
そして良かった点・気になった点をまとめ、オススメできる人も紹介しているので、かなり深掘りしたレビュー記事になっています。
結論、この記事を見れば、
『自分には楽しめそうか』
ということを確かめることができるので、
買って面白くなかったら嫌だな…。
こんな不安を減らせると思っています。
本記事を見るメリットを下記にまとめたので、
- 5つの評価ポイントと総合評価
- 良かった点・気になった点
- こんな人にオススメ
ぜひ最後までお付き合いください。
バイオハザードRE:4の総合評価
まずは結論から。
個人的な総合評価は下記の通りです。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4.5 |
ストーリー | 4.5 |
アクション性 | 5 |
ゲーム性 | 4.5 |
ホラー度 | 4.5 |
ボリューム | 5 |
まずクリアして思ったことは、
「想定通りの神ゲー」
これが私の本音です。
そもそもバイオハザード4は2005年発売当初からシリーズ屈指の人気作品。何度もリマスター化されていましたが、2023年にリメイクされることでさらにパワーアップして蘇りました。
一部ストーリーの展開も変更されていますが、最新のグラフィック技術によって再現される世界観は没入感が半端ないので、古参プレイヤーでも新鮮な気持ちで楽しめるはずです。
ちなみに全作のRE:3をやっていなくもOK。むしろRE:2をやっていた方がストーリーが楽しめます。
その他にも、
- 現代的なゲームの操作性
- ナイフによるパリィ
- 武器商人のシステム
こういったゲームシステムは原作の良い所を活かしており、現代風にアレンジを加えているので非常に遊びやすくなっていました。
ただ遊びやすくなっただけでなく、様々なホラー演出やバイオらしい要素もしっかりとあるため、バランスが取れているゲーム性です。
ホラー要素はしっかりありますが、それ以上に戦闘が楽しいのでそこまで怖がる必要はないですね。
「誰が遊んでも楽しい」
そう言わざるを得ないレベルのクオリティに仕上がっており、バイオ初心者、古参ファンともに楽しめる最高の作品だと自信を持って言えるので、まさに『神ゲー』という名にふさわしいです。
そこで良かった点・気になった点をまとめると、
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
バランスが取れたゲーム性 | 怖いけど怖くない |
アクション性がさらにパワーアップ | 無限武器のハードルが高い |
原作と比べて遊びやすい | |
ボリューム感がすごい |
こんな感じになります。
なぜそう思ったのかを解説していくので、ぜひ最後までお付き合いください。
バイオハザードRE:4の良かった点
バイオハザードRE:4の良かった点をまとめると下記の通り。
- バランスが取れたゲーム性
- アクション性がさらにパワーアップ
- 原作と比べて遊びやすい
- ボリューム感がすごい
それぞれの良かった点について詳しく解説していきます。
バランスが取れたゲーム性
まずバイオシリーズのゲーム性には、尖ったものが多いのが特徴的です。
ん?どういうこと?
個人的にバイオハザードは下の表のように分類できると思っており、それぞれのゲームには癖があります。
ホラー・謎解き強め | バランスが取れている | アクション強め |
---|---|---|
0,1,2,3,7 | 4,8 | 5,6 |
例えばバイオハザード0~3の初期のバイオハザードは、ゾンビが溢れる状況の中で謎解きをしながら脱出するのが目的なのでホラー感が強め。一方バイオハザード5,6は、敵を倒しにいくようなストーリー展開なので戦闘を楽しむ爽快感が味わえます。
そんな中、本作は
- 敵を倒す爽快感
- 武器商人による育成要素
- バイオならではの謎解き
- 息を吞むような緊張感・ホラー演出
こういった、あらゆるバイオハザードの良いところをバランス良く楽しめるのが非常に良かったです。
バイオらしい謎解き
バイオらしいびっくりホラー要素
まさに万人受けする名作と言えるので、初めてバイオハザードをやる方でも手の取りやすい作品ですね。
アクション性がさらにパワーアップ
2005年発売のバイオハザード4は、ひるませた敵に体術(メレー)を使って倒す爽快感が味わえた最初の作品で、新たなバイオハザードの立ち位置を確立。
その神ゲーとも言われたバイオハザード4がRE:シリーズとして蘇り、原作のシステムを継承しつつ、
- ナイフで敵の攻撃を弾く(パリィ)
- 背後からステルスキル
- 敵の復活を阻止する
こういった要素も盛り込まれました。
完璧なパリィだと反撃が可能。これが決まったときは本当に気持ちよくて、脳汁ドバドバ。
このパリィがたまらない
さらに敵に気付かれずにそーっと近づければナイフで暗殺、敵に掴まれてもナイフで反撃もできるので、戦闘の幅がかなり広がっています。
強敵もステルスキルで一撃
また、一度倒した敵にとどめを刺さないと若干強くなって復活する仕様も、バイオハザード1のクリムゾンヘッドを彷彿させて、個人的には良かったですね。
ピクピク中に近づけばナイフでとどめを刺せる
どれを取ってもナイフが必要ですが、本作のナイフは耐久値があるので、ナイフが無くなったときの絶望感なども楽しめました。
いつでもナイフアクションができるわけではない点も、バランスが取れていて良かった。
バイオハザードと言えば『銃』
これは間違ってはいません。
しかし本作は銃だけではなく、ナイフを修理・強化していくのも重要なので、こういった点がアクションの幅を広げていて素晴らしいと感じました。
現代風で遊びやすい
原作ですら神ゲーと言われてきましたが、本作はそれをさらに遊びやすく現代風にリメイクしています。
原作特有の癖のある動きは、他のRE:シリーズやバイオ8のような直感的な操作性になり、批判的な意見が多かったQTE(即死イベント)も減っていました。
そして原作の良いところはさらなる進化を遂げて、アクション性がパワーアップ。
その他にも、
- ガチャを回せる
- サブイベント
- 隠れた人形を収集
こういった現代風な要素も取り入れているので、遊びやすい印象を受けました。
このように、原作の良い所と悪い所を絶妙に改良しているのでバイオ初心者、古参プレイヤーともに楽しめるはずです。
RE:4をやってから原作をやろうしても、癖が強くてやる気が失せるかも。
ボリューム感がすごい
まず本作のストーリーは16個のチャプターを進めていくことになるのでシンプルに長い。
実際に下記の状況でクリアするに約20時間かかりました。
- 難易度『normal』
- マップのアイテムはほとんど回収
- サブクエストは半分以上を達成
これはプレイヤーの実力次第ということもありますが、1つの参考になるかと思います。
他のRE:シリーズや、バイオ8でもクリアするのに20時間くらいかかることはなかった。
その他にも、
- マーセナリーズ
- 周回を楽しむやり込み要素
- 有料DLC『セパレートウェイズ』(エイダ編)
こういった要素があります。
バイオシリーズおなじみのミニゲームであるマーセナリーズはもちろん、追加ストーリーである有料DLC『セパレートウェイズ』(エイダ編)もあるので、クリア後も十分に遊べるようになっています。
ひたすら敵を倒せるマーセナリーズ
有料DLC『セパレートウェイズ』
また、周回を楽しむやり込み要素に、
- 『レコードの達成』
- 『EXTRA CONTENT SHOPによる解放機能』
があり、これらが人を夢中にさせると思っています。
例えばハンドガンで敵を50体倒すと『頼れる相棒』というレコードを達成できて、300CPが入手できます。また一部のレコードを達成することで特殊なアイテムも解放。
そして溜まったCPはショップにて、
- コスチューム
- フィギュア
- 特殊な武器
上記のものと交換していくのが楽しみで、何周もできるような仕組みはいつもながら素晴らしいと思いました。
交換できるものは全部で257個
レコードは有料DLCを含めると全部で150個あります。
このようにストーリー自体が長く、やり込み要素も十分にある本作のボリューム感は、歴代のバイオハザードの中でも頭一つ抜けている印象を受けました。
バイオハザードRE:4の気になった点
散々褒めちぎってきましたが、もちろん気になったところが無かったかと言われればそうではないので、ここからも本音で語っていきます。
正直完璧過ぎて、ひねり出した感は否めない…。
バイオハザードRE:4の気になった点をまとめると下記の通り。
- 怖いけど怖くない
- 無限武器のハードルが高い
それぞれの気になった点について詳しく解説していきます。
怖いけど怖くない
これはどういうことかと言うと、ずばり、
「敵を倒すのが楽しいから」
不気味な村人たちが襲って来るホラーゲームなのに、そいつらを倒すのが楽しいという感情になるのは、怖さを感じていないことに他ならないと思います。
というのも本作は、
- ナイフによる新アクション要素
- 武器商人による育成要素
- 体術や豊富な武器の種類(全24種類)
こういった要素から敵を倒したくなるようになっています。なんなら弾やお金がドロップするので、敵を倒すメリットすらあります。
このような点から、怖さを感じにくいと思いました。
ですが、
原作と比べてグラフィックなどがリアルになり、様々なホラー演出が施されているのでホラー度が増しているのも事実。バイオハザード初心者、ホラーが苦手な方からすれば十分怖い作品にはなっているでしょう。
武器が使えないアシュリーのパート
実際にアシュリーのパートをやっているときは怖かった…(笑)
敵に対抗する手段が増え、そもそも敵を倒すのが楽しく感じられてしまうとどうしてもホラー感が薄れてしまうのはしょうがないです。
なのでバイオハザードを何作かやっていたり、ホラーゲームは慣れている方からすると少し怖さに物足りなさを感じるかもしれません。
無限武器のハードルが高い
本作にも全ての武器を無限にして、俺つえ~状態で楽しんでいくことが可能です。
そのためには『ネコミミ』というアクセサリーを装備しなければならないのですが、
「これがムズイ!」
よっぽど腕に自信がある人はいいですが、普通は何周も何周もやって少しずつ『ネコミミ』を取るための条件を整えていく必要があります。
これが人によってめんどくさく感じるでしょう。
一部の武器はネコミミじゃなくても無限にできる。
このようにバイオハザードRE:2、3と違って課金すれば全てのコンテンツが解放される機能がないので、サクッと無限武器を楽しめないのは常に時間がない我々からしたら、少し萎える要素だと思いました。
バイオハザードRE:4をオススメしたい人
色々話してきましたが、個人的に思う『バイオハザードRE:4』をオススメしたい人は、下記の通り。
- 初めてバイオハザードをやる人
- バイオハザード8が好きな人
- ホラーもアクションも楽しみたい
- 長く遊べる作品がやりたい
本作は非常にバランスの取れたゲーム性で、特に初心者の方にとってはホラーもアクションも両方楽しめる作品となっているので、かなりオススメです。
ストーリー自体は時系列でいうと『バイオハザードRE:2』から6年後となっていますが、未プレイでも問題ありません。
もちろん過去作をやっていた方がよりストーリーを楽しめるのは間違いないですが。
またバイオハザード8が好きな方も、アタッシュケースを使用したゲームシステムや宗教っぽい世界観が似ているので楽しめると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
まとめです。
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
バランスが取れたゲーム性 | 怖いけど怖くない |
アクション性がさらにパワーアップ | 無限武器のハードルが高い |
原作と比べて遊びやすい | |
ボリューム感がすごい |
結果的に、総合評価は5点満点でいうと『4.5』はあります。
正直、非の打ち所がないくらいには完成された作品で、バイオシリーズの中でも『万人受けできる神ゲー』としての立ち位置を確立したと思います。
- 初めてバイオハザードをやる人
- バイオハザード8が好きな人
- ホラーもアクションも楽しみたい
- 長く遊べる作品がやりたい
さぁ、あなたも原作を遥かに凌駕する完成されたリメイク作品の恐怖を存分に味わってみましょう。
きっと素敵な時間を過ごせると思います。
他のバイオシリーズの評価をまとめた記事もあるので、気になる方は是非チェックしてみてください。
この記事が少しでも『いいね!』と思ったらコメントやTwitterのフォローお願いします!
では、また!