閲覧ありがとうございます。たけまるです。
サバイバルホラーの金字塔といえば『バイオハザードシリーズ』
そんなナンバリングタイトル2作品目をリメイクした『バイオハザードRE:2』が気になっている方の、
- 過去作やってないとヤバい?
- シリーズ多いけど実際どうなの?
- ホラーが苦手でもできる?
こんな疑問に答えてきたいと思います。
この記事では『バイオハザードRE:2』の評価基準を以下の5つの項目に分けて、5点満点でそれぞれ点数を付けています。
- ストーリー
- アクション性
- ゲーム性
- ボリューム
- ホラー度
なぜその点数を付けたのかを解説するとともに、良かった点・気になった点も紹介しているので、少しは参考になるかと思います。
結論、この記事を見れば、
『自分には楽しめそうか』
ということを確かめることができるので、
買って面白くなかったら嫌だな…。
こんな不安を減らせると思っています。
- 5つの評価ポイントと総合評価
- 良かった点・気になった点
- こんな人にオススメ
ぜひ最後までお付き合いください。
バイオハザードRE:2の総合評価
まずは、結論から。
個人的な総合評価は以下の通りです。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4.5 |
ストーリー | 4.5 |
ゲーム性 | 4.5 |
ホラー度 | 4.5 |
アクション性 | 3.5 |
ボリューム | 4.5 |
まず、クリアして思ったことは、
「神がかったリメイク作品や…」
これが私の本音です。
原作から約20年を経て蘇った『バイオハザードRE:2』は、今まで進化してきたゲーム技術を最大限に活かしているので、もはや別ゲーと言っても過言ではありません。
特にゾンビのクオリティーが高く、これまでにないほどリアルに表現されているので、シリーズの中でも随一の怖さを誇ると思っています。
CAPCOM公式も『ゾンビがもっとも怖い』と明言していますからね。
正直、ホラーが苦手な方には少しきついかもしれません。
そして、新たに3人称視点になることで、現代的なゲームの操作性、臨場感を味わうことができます。アクション性も増して遊びやすくなっているのもGOOD!
ストーリー自体は懐かしく感じるところもあれば、変化された部分も楽しめるので、新鮮な気持ちでプレイすることができるでしょう。
原作にもあった追加コンテンツはもちろん、新たに追加されたものもあるので、ボリュームに欠けることもなかったですね。
正直、欠点が見当たらないくらいに完成された作品だと思っているので、個人的には大満足。
それでは、なぜこの結論に至ったのかを解説していきます。
バイオハザードRE:2のストーリー
第1作『バイオハザード』で描かれた洋館事件から数か月後ー。
カプコン公式より引用
アンブレラ地下研究所から生物兵器が流出、ネズミの媒介を通じて市街へとウィルス感染が広がっていた。
赴任先のラクーンシティ警察署へと向かう新人警官レオン・S・ケネディ。時を同じくして、特殊部隊隊員である兄の安否を確かめるためラクーンシティへと向かう大学生のクレア・レッドフィールド。二人は生ける屍者で溢れた街、見紛う事のない地獄 を目の当たりにする……
2人の主人公がそれぞれの目的のために行動し、その中で展開されていく物語を楽しむことになります。
点と点が繋がり、やがて1つの線となって見えてくる物語を2人の視点から体験できるのが本作の特徴。
そこで、バイオハザードRE:2のストーリーの評価を『4.5』にした理由を詳しく解説します。
一から作り直された『新バイオハザード2』
CAPCOM公式が「物語も一から再考証をおこなった」と明言していることもあり、原作をプレイ済みの方でも新鮮な気持ちでプレイできます。
大まかなストーリーは同じですが、
- エイダ・ウォン
- ガンショップの親父
- 警察署のマービン
- アネット・バーキン
こういった一部のキャラの設定なんかも原作とは変わっていて、初めてやる方はもちろん、原作プレイ済みの方でも楽しめるような作りになっていました。
2つの視点から見るストーリーが良き
本作は2人の主人公がおり、進めていく上でのパートナーが異なっており、以下のような特徴があります。
主人公 | パートナー | 目的 |
---|---|---|
レオン | エイダ | 悲劇となった原因を突き止める |
クレア | シェリー | 研究所で働く母親を探しにいく |
大まかなストーリーこそ一緒ですが、主人公によって道筋が違っているので、様々な感情を楽しむことができます。
この2人の視点から見るストーリーをプレイすることで、真のエンディングにたどり着く展開は個人的に良きでした。
バイオハザードRE:2のゲーム性
本作は、原作にあった豊富な謎解き要素は残しつつ、アイテム管理を上手くこなしていく感じは継承しています。
新たな要素も加えながら上手にリメイクし、現代的な操作性を取り入れることで格段に遊びやすくなっているのが特徴。
そこで、バイオハザードRE:2のゲーム性の評価を『4.5』にした理由を詳しく解説します。
シンプルかつ直感的な操作性
本作では、ビハインドビュー(三人称視点)になることで、固定カメラ視点だった原作に比べると、直感的な操作性になり臨場感も増しました。
複雑な操作がいることもないので、アクションゲームが苦手な方でも遊びやすくなっていると感じました。
感覚的には、バイオハザード7を三人称視点でやっている感じですね。
アイテム管理の重要性
本作は、キーアイテムもバッグの中に収容する仕様なので、アイテム管理が重要。武器や回復アイテムをたくさん持てば安全に探索できるけど効率が悪く、かといって武器や回復アイテムを最低限にすると探索の危険度が増します。
このバランスが上手くできており、キーアイテムを消化することでバッグの空きが増える嬉しさ、バッグの容量が増えたときの安心感も堪能できたりと、効率よく進めるために頭を使っていく感じは良きでした。
ただ、本作は倒せない敵に追われ続けることもあって思い通りに探索できないのが人によってはストレスに感じるかもしれません。
バイオハザードRE:2のホラー度
本作は、全体的に暗い中を探索することが多く、雰囲気は抜群に怖いです。なので、思わず手を止めたくなるほどに、恐怖がまとわりついてる感じでした。
ゾンビの表現力はまさに圧巻で、どこまでも追いかけてくる怪物もいたりと、原作のホラーよりもパワーアップしているのが特徴。
そこで、バイオハザードRE:2のホラー度の評価を『4.5』にした理由を詳しく解説します。
ゾンビがもっとも怖い
公式にも明言されていたフレーズである「ゾンビがもっとも怖い」
まさに、この言葉の通りです。
というのも、最新のグラフィックによってリアルに表現されているのもそうですが、動きや声も恐怖を駆り立てるように進化していました。
簡単にはやられずに、しぶとくプレイヤーに襲い掛かってくるあたりは、「これぞゾンビや…」と納得せざるを得ないでしょう。
グロテスクVer.だけだと思いますが、上半身だけで動いているゾンビもいました。
倒せない敵に追われる恐怖
本作には、執拗に追いかけてくる怪物が存在し、「ここまではさすがに来ないだろ」っていうところまで追いかけてくるので、探索中も気が抜けません。
一定ダメージを与えると動かなくなるので、隙をついて先に進むか、はたまた弾薬を節約して迂回するかはプレイヤー次第。
探索中に怪物専用のBGMが流れてくると、背筋が凍るような恐怖感に襲われ、危機的状況をどう乗り越えるかという緊張感を味わえました。
人によっては、探索に集中できない煩わしさを感じるかもしれません。
バイオハザードRE:2のアクション性
原作に比べるともはや別ゲーと言える本作は、直感的な操作性になったとはいえ、体術、ガードができるわけでもないので、ホラー寄りなのは間違いないです。
ただ、照準を合わせること(エイム)が必要になり、これは原作に比べるとアクション性が増したと言えるでしょう。
そこで、バイオハザードRE:2のアクション性の評価を『3.5』にした理由を詳しく解説します。
エイムが重要になってくる
エイムとは敵に照準を合わせることで、本作ではそのエイムが重要になってきます。
というのも、本作のゾンビは結構しぶとく、ボスキャラにも弱点が設定されています。適当に撃っていたら弾不足になってしまうので、原作に比べるとアクション性が増していると言えるでしょう。
ゾンビは体感的に、4~5発くらい頭に撃って倒れます。
ゾンビに関しては、ちゃんと頭に当てやすいように動きが遅くなっていますが、エイムが苦手な方にはとっては弾不足になりかねないと思いました。
別ゲーとはいえ原作のリメイク
本作の敵は、倒してもなにかアイテムをドロップすることがなく、無理に倒す必要がないです。
探索をする上で支障が出るなら倒すべきですが、探索する必要がなくなったところの敵まで無理に倒そうとすれば弾不足になりかねません。
他の作品にある体術やガードも行えないので、決してアクション性が高い作品とは言えないのが本音ですね。
バイオハザードRE:2のボリューム
本作のクリア時間は、『レオン編』で6時間、真エンディングを見るための『クレア編(2nd)』で4時間、計10時間はストーリーを楽しむことができたので概ね満足。
やり込み要素や追加コンテンツもいくつかあるので、バイオシリーズの中では長く遊べる作品だと思いました。
そこで、バイオハザードRE:2のボリュームの評価を『4.5』にした理由を詳しく解説します。
クリア後のコンテンツが充実している
最初に『レオン編』でプレイすれば、「一方、クレアはこういう行動をしていた」というのがわかる『クレア編(2nd)』が追加されます。(逆もまたしかり)
これは真のエンディングを見るための話で、別の主人公ならではストーリーが楽しむことができます。やることはだいたい一緒ですが、謎解き要素の変更、難易度が上がったりと、やりごたえのある感じでした。
その他にも、
- THE GHOST SURVIVORS
- THE 4th SURVIVOR (ハンク編)
- THE 豆腐 SURVIVOR (豆腐編)
ストーリーにて死んでるキャラが「もし、生きていたら」という脱出劇を楽しむモードもあれば、原作にもあった『ハンク編』や『豆腐編』もあるので、クリア後も十分に遊べますね。
ただ、どれも難易度が高いと感じました。
レコードによる豊富なやり込み要素
レコードとは、特定の条件を達成するともらえる勲章みたいなものです。
例えば、ナイフで敵を倒すと『銃はいらない』というレコードを達成できて、フィギュアのコンバットナイフがギャラリーにて解放されます。
その他にも、
- 追加コンテンツ
- 無限武器
- アートワーク
- コスチューム
こういった様々な要素が解放されていき、全部で87個のレコードに加えて、追加コンテンツ用のレコードも15個あるので、やり込み要素としては十分だと思いました。
良かった点・気になった点
色々と説明してきたところで、良かった点&気になった点を整理しておきます。
- 古参も楽しめるストーリー作り
- 2人の主人公による違った展開
- シンプルかつ直感的な操作性
- アイテム管理と謎解き
- ゾンビがもっとも怖い
- 倒せない敵に追われる恐怖
- 十分過ぎるやり込み要素
- 探索に集中できない
- 追加コンテンツは難易度が高い
完璧とも言えるほどのクオリティーで復活した『バイオハザードRE:2』は、個人的にかなり満足のいく内容でした。
とはいえ、慣れてくると探索中に追いかけてくる奴の存在が結構ストレスに感じたのが本音。
以上が良かった点&気になった点のまとめになるので、ぜひ参考にしてみてください。
バイオハザードRE:2をオススメしたい人
色々話してきましたが、個人的に思う『バイオハザードRE:2』をオススメしたい人は、以下の通り。
- ゾンビホラーを楽しみたい
- 初期のバイオハザードが好き
- バイオシリーズをやったことがない
純粋にホラーゲームを楽しみたい人もそうですし、特にバイオシリーズをまだプレイしたことがない人にオススメしたい作品。
バイオハザード1からじゃなくても大丈夫?
と思うかもしれませんが、本作からでもストーリーは理解できますし、操作性の面でも『バイオハザードRE:2』から始めるのは全然ありです。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
まとめになります。
項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | 4.5 |
ストーリー | 4.5 |
アクション性 | 3.5 |
ゲーム性 | 4.5 |
ボリューム | 4.5 |
ホラー度 | 4.5 |
- 古参も楽しめるストーリー作り
- 2人の主人公による違った展開
- シンプルかつ直感的な操作性
- アイテム管理の重要性
- ゾンビがもっとも怖い
- 倒せない敵に追われる恐怖
- 十分過ぎるやり込み要素
- 探索に集中できない
- 追加コンテンツは難易度が高い
- ゾンビホラーを楽しみたい
- 初期のバイオハザードが好き
- バイオシリーズをやったことがない
他のバイオシリーズの評価をまとめた記事もあるので、気になる方は是非チェックしてみてください。
これで『バイオハザードRE:2』がどんなゲームで、どんな魅力があるのかが分かってもらえたと思います。
原作を別ゲーとも言えるほどフルリメイクしたゲームかつ、完成度の高い作品だったので、皆さんにもぜひやってもらいたいですね。
さぁ、あなたも原作を遥かに凌駕する、完成されたリメイク作品の恐怖を存分に味わってみましょう。
きっと素敵な時間を過ごせると思います。
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では、また!